satochi side | |||
こんなPowerBookをみんな待っていた 従来のPowerBookではなくiBookという全く新しいカタチのMacintosh |
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2000年の春、私はいつものように秋葉原を散策していました。そこでPowerBook Duoが破格で売られているのを見つけました。 当時、PowerBook5300がモバイルマシンだった私は軽くて薄いDuoに食指が動きましたが、通信が音声を利用した「みなし通信」になるのがネックで購入をあきらめました。いっそのことVAIOを買ってMacのエミュレータを入れてモバイルしようと思い始めていました。 しかしその数日後、iBook(Dual USB)が発表されました。それを見た瞬間、「これだ!」と思い即購入しました。 それまでのPowerBook、iBookは性能は別として、お世辞にも「軽い」とは言えないものでしたが、一気に2.2kgにまで軽量化され、洗練されたボディはまさにAppleの「作品」と言えるものでした。 初めて購入した正規の(アップグレードカードでない)G3マシンはキビキビと気持ちよく仕事をこなしてくれました。ディスプレイは今までの640×480とは比べ物にならない程広く、鞄に入れてもかさばることもありません。特に電車での移動中に重宝しています。いつでもイラストレーターとフォトショップが使える状況になったので入稿日前日でも睡眠時間が(少しは)確保できるようになりました。 外部モニタとキーボード・マウスを接続してデスクトップマシンとして使っていた時期もありましたが、動作音もほとんどせず、かなり快適な環境を提供してくれました。ただデザインの仕事にはやはりデュアルディスプレイが欲しいので今はモバイルマシン専門になっています。 PCカードスロットが欲しかったという意見もあるようですが、私個人としてはなくても困っていないので気になりません。 軽くて白いボディはそれまで使っていた病弱なPB5300とは比べ物にならない程丈夫で、女の子があやまって上に座ってしまっても大丈夫でした。最初はクッション材に包んで持ち歩いたiBookも、次第に鞄の中にそのまま入れて持ち歩くようになりました。(当然擦り傷はいっぱい) しかし、そんな無理がたたってか、この原稿を書いている時にフリーズを連発、何度ハードディスクを初期化しても3日ともたずにディレクトリが破損、ノートンもディスクウォーリアも歯が立たない状態になってしまいました。締切前なのでクイックガレージに持っていく暇もない…どうしよう? |
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